もうすぐ地獄の細道ですね。細道中にも読める当会員のオススメ本紹介です!
【暇そうな人のオススメ本】・・・負けないこと逃げ出さないこと量子化学を落とさないことそれが一番大事。
死体を動かす技術が発展したパラレルワールド19世紀で言語とか意識について加速度的によく分からなくなる小説。
戦術戦闘電子偵察機〈雪風〉のパイロット深井零と異星体ジャムの戦いが次第に抽象的になり、哲学的問いへと変化していくのが面白い。
『祈りの海』グレッグ・イーガン
イーガンの短編集はどれも面白いがこれは最高傑作。「無限の暗殺者」は他作と毛色が異なるが同じテーマを扱った異色の傑作。
『ダブル・スター』ロバート・A・ハインライン
宇宙大統領の替え玉になった売れない役者の話。王道エンタメでSF慣れしていない人が読んでも面白いと思う。はじめてのハインラインは『夏への扉』orこれ!
『ゴッド・ガン』バリントン・J・ベイリー
まさに奇想!ぶっ飛んだアイデア満載の短編集、暇な春休みに新たな刺激が欲しいという方にいかがでしょう。
現代異能バトルの源流とも言える山風の忍法帖シリーズの中からこの一冊、堕落した八犬士の子孫が姫の為一念発起し伊賀の忍と壮絶な戦いを繰り広げる。
『海を見る人』小林泰三
ハードSF短編集だが恋愛などとっつきやすいテーマが多く、理系知識はあるが普段小説は読まない人、SFを読んでみたいが難解なのはちょっと…という人にオススメ!
〈ニンジャスレイヤーシリーズ〉ブラッドレー・ボンド、フィリップ・N・モーゼズ
もはや語るまでもない名作、ニュービーは書籍1巻から読むのがオススメです。慣れたら「ノーホーマー・ノーサバイブ」、「デッド・バレット・アレステッド・ブッダ」とかいかがですか?
『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』赤野工作
超ゲームマニアな作者の分身ともいえる主人公が未来のゲームについて記したレビュー集、ゲームに対する恐るべき真摯さが小説のリアリティを生み出している傑作。
『ダンゲロス1969』架神恭介
魔人という超能力者がいる世界の学生運動の話。うんこを燃やす能力者がハードボイルドで格好いいんだ、信じてくれよ。紙の本はないので電子書籍か漫画版(現在2巻まで刊行)で読んでくれ。
輪廻を通じて因縁浅からぬ二人の宿命の対決を描くエモエモストーリーのSFマンガ。
『胎界主』尾籠憲一
思うように物事を運ぶ力を持つ強大な能力者を巡る陰謀を描く超大作webマンガ。五周は読んだ。君もとりあえず生体金庫まで読もうか。
〈戦慄怪奇ファイル コワすぎ!シリーズ〉監督:白石晃士
都市伝説を撮影する撮影班がメインのPOVホラー(?)作品。登場人物のキャラが濃くエンターテイメントとしての質が非常に高い。オカルト要素が最高なため低予算映画界の帝都物語だと思っている。