- 作者: 大樹連司,しずまよしのり
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/12/18
- メディア: 文庫
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この本はオリジナルですが作者はぼくらのとかスマガのノベライズを担当してる人みたいです。ノベライズにまでは手が回っていなくてもぼくらのとかスマガに詳しい人はサークル内にいるんじゃないかな?とか勝手に思ってます。だからなんだといわれればそれまでの話ですが。
世界は大体AURAと同じ、違うのは隔離されていること、ヒロインがそれほどアッチの世界の住人ではなくてしかも主人公の過去を知っていること、そして主人公がクラスを積極的に牛耳っていて流れで新たな趣味に目覚めちゃうこと、かな。…結構あったな。まぁamazonからあらすじを引用しときます。
何もかもが、順調なはずだったオレの学園生活。あの電波女が来るまではーー。
「私の""友達""を宇宙に返して!」電波女に弱みを握られたオレに与えられたのは「携帯電話を人工衛星にする」というバカげたプロジェクト。
高校生が自作ロケット?ほかに行き場のない連中の現実逃避だろ!?オレの心配をよそに、
ひと癖もふた癖もある連中が集まり、ロケット制作は始まった。
カウントダウンの先にあるのは、バカげたドリーマーの自爆行為か、教室という箱庭からの脱出かーー。
青春と妄想をのせたロケットが今、宇宙へ「リフトオフ」する!
夢は膨らむ、というか男のコ心が疼きます。男のコ心ってなんだ。秘められし力かって話は措いといてもらって、話としてもネタの散りばめ方としても非常にいいと思いますのでAURAが面白かった人には特に読んで欲しい作品です。
『どうしてこうなった!!』→『最初からそのつもりだったのさ。』の有言実行エンドをご満喫ください。
では(まつの)