東方Project第12.5弾であり、以前出た東方文花帖の続編に当たる作品です。いつもの弾幕シューティングとは異なり、規定枚数以上相手キャラの撮影をすることが目的となっています。さらにその際に写真に収められた弾の数などで得点がつけられるため、スコアラーにも優しい設計となっています。主人公はもちろん射命丸文、それに加えて今回はクリア後に新キャラが使えるようになるようです。（←まだクリアしていない）操作方法などは前回とほぼ同じで、今回は撮影方向の変更が加わりより遊びやすくなっています。登場する敵キャラは風神録以降の敵が中心となっており、水橋パルスィと寅丸星が出ているので個人的に満足。前作と比べると難易度が変わったというより、理不尽さがなくなったような気がしないでもない。
このゲームは撮影をすることでその範囲内の弾を消せるので、通常では回避不能な弾幕が登場します。つまり弾幕シューティングがより高い密度の弾幕を登場させるために自機の当たり判定を小さくしてきたように、弾を気軽に消せるようになることで回避不能の弾幕を登場させることが可能になったのです。また最近は弾のバリエーションが多いので画面がかなり華やかになっています。傘、ペンデュラム、拳骨などの変則弾は見た目が面白いのに加えて高得点な場合が多いのが素敵。得点が低いとクリアしてもコメントが出ないので得点はそこそこ重要になっています。「やっすいなあ」と言われないようにしましょう。前作は基本的にレベルが上がるごとに難易度が上がる仕様でしたが、今回は違うようで上のレベルよりも下のレベルの方が簡単だったり、低レベルでもおかしい難易度のスペカが混じっていたりと面倒臭いことになっています。さらに前作で猛威をふるった「金閣寺の一枚天井」が再登場するなどシューターに優しくない設計となっております。全体的に難易度が高いので、興味を持った方は根気をもってやってみましょう。(toshi)
