名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

カウボーイビバップ 天国の扉

COWBOY BEBOP 天国の扉 [DVD]

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さいころテレビでちょっとだけ見た「カウボーイビバップ」。最近弟がテレビ版にハマり、借りて来たのがこれ。今ならわかる、これがハードボイルドSFってやつなんだと。
2071年、火星。ハロウィンを目前にしたクレーター都市アルバシティーの高速道路で爆破事件が起こった。それは、正体不明のバイオ兵器を使用したテロで、火星政府はその事件の首謀者と思われるテロリストに莫大な懸賞金をかけた。
賞金稼ぎのスパイク達は、この史上最高額と言われる懸賞金に、目の色を変えてこの事件に飛びついた。
ハロウィンのざわめきが増す街に、犯行予告らしき謎のメッセージが流れる・・・「ハッピーハロウィン。私は誰も気づかないほど小さくて、目に見えないほど偉大なもの。」・・・
バウンティハンターと聞いて「アンドロ羊」を思い出したが、そんな重い話ではなかった。銃と犯罪のあふれる未来都市をスタイリッシュに生きるスパイク達がすごくカッコイイ。銃やメカのデザインもすごく好み。
アクションシーンも素晴らしかったが音楽が一番良かったと思う。「カウボーイビバップ」はBGMにジャズが流れることが多く、「スペースジャズ」と呼ばれることもある。ジャズの似合うアニメってそうないんじゃないだろうか。(ワタナベ)