名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

金剛番長10 (鈴木 央)

金剛番長 10 (少年サンデーコミックス)

金剛番長 10 (少年サンデーコミックス)

 毎度おなじみ(良い意味で)ヒドイ番長漫画の第十巻です。金剛番長の祖父の遺伝子から作りだされた最悪の生物兵器である破壊番長が登場します。生身でありながらチェーンガンにも無傷で耐えるなど圧倒的な強さを見せつけ、ラスボスとなるかと思ったらそんなことはなかった。仲間に支えられた金剛番長の「打舞流叛魔」でコナゴナになってしまいました。なんと登場話数たったの3話!どうしてこうなった…。使い捨てキャラだと思ってた海原番長がなんと再登場してました。多分この後は出番がないでしょうが。
 霧巌島編が終わって新章に突入しますが、いきなり念仏番長が株を下げています。念仏はもう駄目だ、ギャグキャラの道しか残ってない。以前戦った番長たちが洗脳されて襲ってきますが、「再生怪人は弱い」の法則というかほとんど活躍のないままにやられてしまいます。ミサイルすらものともしていなかった爆熱番長がたかだか工事用の鉄球で吹き飛ばされてしまっていたのはある意味ショックだった。弱体化しすぎである。
 どうでもいいことだが、この漫画は毎回オビがやたらと面白い。