- 作者: 大和田秀樹
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2010/05/17
- メディア: コミック
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毎度おなじみ超政治的闘牌漫画の4巻。ちょっと今回は面白すぎました。教皇とヒトラーの闘牌ですが、ヒトラーが「時が見える!!!」などと言い出してサイコロを振った瞬間にロンしたのを見たとき何が起こったのかを理解できなかった。この神速麻雀を”神々の麻雀”(ラグナロク)と言うらしいです、なんというキングクリムゾン。ラッツィンガーとヒトラーの因縁が語られますが、正直どうでもいいです。ヒトラーがキレたらなんか聖書の場面にいってしまった。暗刻(人はポンのみに生きるにあらず)、ベタオリ(神を試みてはならない)といったありえないルビが登場します。突っ込みどころが多すぎる…。スーパーアーリア人、多世界を使ってアガる「ハイゼンベルクストライク」、卓上のヤルタ会談、あと八連荘(エイトセンシズ)でのヒトラーのポーズとか。麻雀漫画なのに政治のみならず、聖書とか量子力学を学べる漫画ってすごいなー(棒読み)。(toshi)