名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い(西尾維新)

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

真夜中に書いているので、内容がぶっ飛んでます。痛いです。
それでもいい方はどうぞ。



知る人ぞ知る中二病小説。戯言シリーズ第一巻、クビキリサイクル
ちなみに僕は初め本屋で立ち読みしました。2巻まで。今思えば単なる馬鹿です。
しかし、ネトゲ中毒な今も同じくらい馬鹿です。
しかも友達に勧められたのが6巻(ヒトクイマジカル)が出たころ。遅いです


以下あらすじ。(amazonより)


西尾氏、イチ押し。――清涼院流水
絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が“科学・絵画・料理・占術・工学”、5人の「天才」女性を招待した瞬間、“孤島×密室×首なし死体”の連鎖がスタートする!
工学の天才美少女、「青色サヴァン」こと玖渚友(くなぎさとも)(♀)とその冴えない友人、「戯言遣い(ざれごとづかい)」」いーちゃん(♂)は、「天才」の凶行を“証明終了(QED)”できるのか?
新青春エンタの傑作、ここに誕生!第23回メフィスト賞受賞作。


理不尽な《首斬り》の横行する馘首(リストラ)時代。絶海の孤島に集められた世界的VIPの天才レディ×5と、お供達(フレンズ)。貴婦人の《首斬り》殺人が連続する。そのサイクルは?オーソドックスな本格ミステリのようで、様式美(パターン)を信仰して疑わない作家ロボットにはゼッタイ創れない物語。とっくに新時代は始まっている、と、今更ながら確信。新世紀のイメージ維新志士が、メフィスト賞から最前線に出陣。いーちゃん、いいじゃん。西尾氏、イチ押し。―――(清涼院流水


以下感想。(ネタばれ有)
ぶっとんでます。中二には堪らない展開です。題名からしてぶっとんでるよね。
首切りのサイクルですよ?ちなみに僕は読み終わるまで気づいてませんでした。
また所々の掛け合いがなかなか面白い。でも2巻(クビシメロマンチスト)のほうがもっと好きです。ぶっとんでます。
でも3巻(クビツリハイスクール)からは微妙だと思います。中二的事件が少なくなります。特に最後の上中下はなんだかなぁ。
いーちゃんの設定とかもうね、中二には堪らないね。3巻読んだら絶対1度は本名に挑戦するよね。
玖渚の設定にもあこがれるよね。普通じゃない能力を持つ変人って中二は大好きだしね。
あと、登場人物の名前のセンスを疑うわ。言葉遊びにも程があるだろ。(いい意味でも悪い意味でも)
ほんとね。これ書いたのが当時女子高生?だってんだから驚きますわ。(いい意味でも(ry)


内容が薄い?気にしないで中二の心に戻って読みましょう。
主人公がうじうじしてて嫌だ?すいません。そういう方はご遠慮ください。 (日野)