名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

ギロチンマシン中村奈々子(1) 義務教育編

ギロチンマシン中村奈々子―義務教育編 (徳間デュアル文庫)

ギロチンマシン中村奈々子―義務教育編 (徳間デュアル文庫)

日日日紹介シリーズ(?)第2弾はこの作品。

時は近未来。ロボットが人間に反旗を翻し、人類はロボットの圧倒的戦力を前にボコられ絶滅寸前に!しかし、人類の抵抗は予想を越え強く、ロボットは人類を絶滅させることができずにいた。

そこでロボット達は考えた。「人間のこの粘り強さは何なのだ?」と。
こうも考えた。「この粘り強さの謎を解明すれば絶滅できるに違いない!」と。


結論。人間の生活を学ぶ教育機関、<学園>を創って努力とか愛とか友情を学べばいいじゃないか!!!(な、なんだってー


そして、みょんなことからその<学園>へと迷い込んだ人間、山田(偽称)。彼の運命や如何に!



大雑把にいうとこんな感じの内容ですかね。


このシリーズ、実は3巻でガラッと話が変わります。(まだ続いてるから3巻だけ違うという可能性はあるけど。
1巻、2巻は学園もの(文字通り<学園>)のラブコメ的な話なのに対し、3巻では急にシリアスでSFチックな話になってます。
個人的には3巻の展開の方が好きですがね。


これ書いてて気づいたこと。中村奈々子ってすごく普通な名前だ・・、日日日なのに。(浜田)