名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

「セカイ、蛮族、ぼく」(伊藤計劃)

http://randambutter.blog.shinobi.jp/Entry/156/
「転載オーケー」と書いてあったので、載せてしまう。伊藤Pが蛮族同人誌「バルバロイ」に寄稿した小説である。
蛮族であるぼくは、蛮族だからという理由で、街角でぶつかった女の子を犯さなければならないし、馬鹿にした奴を惨殺しなければならない。本当はそんなことしたくないんだけど、蛮族だからしょうがない。そういう話です。判りやすいね!
意識と行動の分離だとか、セカイの空気がどうとか、そういう伊藤Pらしい要素もあって面白いけれど、多分純粋に馬鹿話として楽しむのが正解なんじゃないかな。
とても短いのでそれ以上言う事は無い。まずは読んでみよう。
(條電)