名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

サイレントヒルホームカミング

Silent Hill: Homecoming

Silent Hill: Homecoming

日本で発売中止になったあのサイレントヒルです。大須に行ったら普通に売っていました、北米版が。全編英語のみは疲れました。
任務で負傷し軍病院に入院していたアレックス・シェパードは悪夢に悩まされていた。それは弟のジョシュアがいなくなってしまう夢だった。心配になったアレックスは病院を抜け出し、故郷のシェパーズグレンへと向かった。しかし、そこで彼を待っていたのは変わり果てた故郷の姿だった。荒廃した街並み、深い霧、失踪者、そして異形の怪物たち、何もかもが幼いころの故郷とはまったく違っていた。まだ街にいた住人達から情報を得ていくうちに、彼は隠された秘密へと足を踏み込んでいく・・・・。
サイレントヒルは日本のゲームのはずなのに、海外が開発を行った今作(サイレントヒルゼロも海外が開発だった)。そのせい(?)でなんだか過激な表現が多めになりました。今までのシリーズ作品は生理的不快感を感じるほど怖かったですが、今作はその感じが薄かったです。ただ、ストーリーはおもしろくて真相を知った時にはびっくりしました。
操作性も良くて、銃が自分で狙って撃てるのはとても良かったです。こういうところが洋ゲーっぽいなと思ったり。あと、ライトをつけないと真っ暗になるのはすごく怖かったです。暗闇の中に何かいるかも・・・と考えるとさらに怖いです。しかもこれはホラーゲームなので大抵何かいます。怖い!
叙述トリックって言うんですか?そんなのがストーリーに絡めてあるのでなかなか複雑な話です。クリアした後モヤモヤする人は翻訳サイトなどをのぞいてみましょう、新たな発見があるかもしれません。僕はありました。
そういえば攻略サイトとか見るとバグUZEEみたいなことがいっぱい書いてあって驚きです。僕は一度もバグ起きませんでした、ラッキーです。
他のシリーズ作品とも関連が薄いので初めての人も楽しめると思います(ただ少しだけ予習が必要・・・・かも)。
(ワタナベ)