名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

一人の男が飛行機から飛び降りる

一人の男が飛行機から飛び降りる (新潮文庫)

一人の男が飛行機から飛び降りる (新潮文庫)

タイトルだけはどこかで聞いたことがあったので読んでみた。表紙絵からしてイッちゃってるのがわかる電波系。
収録されているのは非常に短い短編がたくさん。ショートショートどころの短さではない。
そんな短さで内容があるのかというと、たぶんない、いやあるのか?
一読後の感想として、「意味不明」という言葉がこれほどしっくりくる本はないだろうと思っている。いやほんと。
あとがきなどに依ると、作者としては読者が昨晩見た夢の内容をいろいろ書いてみたらしい。納得。
ちなみに昨日見た夢の内容は、この短編集の中には書いてなかった。残念。(武)