名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

極限脱出 9時間9人9の扉

極限脱出 9時間9人9の扉

極限脱出 9時間9人9の扉

ここのところ登下校の電車の中でやっているゲーム。
いわゆる脱出ゲーで、それプラス最近流行ってるサスペンス風のストーリーを取り入れたマルチエンディング型のゲーム。
突如拉致され謎の客船に閉じ込められた9人の男女が脱出するためゲームに挑戦していくという割とありがちな感じのストーリーなのだが、真相に近づくにつれてオカルト&電波濃度が高くなっていくので注意が必要。
話はなかなか面白いのだが新しいエンディングを見るためには以前やった行程を何度も繰り返さないといけないので非常にだるい。
なによりも問題なのが、このゲーム3人いるヒロインに碌なやつがいないことである。
正ヒロインの「紫」は超絶電波女で会話が相当めんどくさく、そのうえ何かとぶっ倒れてゲームの進行を遅くする迷惑なキャラである。天然キャラとかもういいから。完全にいらない子
姉キャラの「八代」はキャラデザ詐欺。話が進むと子持ちのアラフォーばばあだと判明する。性格もヒステリックで完全に誰得キャラ。
妹キャラの「四葉」は唯一のオアシスで、ピンク髪のそばかすっ娘で俺が妹萌えなのを差し引いても超かわいいキャラ。と思ってたらこいつに俺(=主人公)が殺された。病ん病んしてた。ひどい話である。
表面的な情報だけを見ると一般受けを狙った作品に見えるのに、実際やってみるとかなりのニッチゲーだというなかなかの地雷だった。
俺はそれなりに楽しめたけど。
メフィスト賞作家とかが嫌いな人にはおすすめできないので、気を付けてほしい。
(柴田)