名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

HONOR OF THE SAMURAI

部室でSAMURAIと呼ばれる不人気なゲーム。プレイヤーが侍になり、大名に仕え、名誉を集めていくという、戦争あり、暗殺あり、同盟ありの超クールなカードゲーム。面白そうでしょ?スゲーつまらないんだぜ、これ。なぜこれが面白くないのか。それはプレイ人数やシステムバランスにあるだろうと考えられる。このゲームは3〜6人用のゲームなのだが、私達は3人でこのゲームを開始した。それがまず間違いだったかもしれない。このゲームの同盟というシステムのせいだ。これのおかげでゲームの戦況は一変、1対1対1から2対1へと様変わりした。1の方に勝ち目はあまりなかった。しかし、暗殺があるぞ!と忍者で同盟軍の頭である大名を暗殺し、同盟は解消、戦況はリセットされたかに見えた。しかしこれがクソゲーの始まりだった。このゲームは、大名がとても重要な立ち回りをする。戦争できるのも大名のおかげ、名誉をもらえるのも大名のおかげ、etc...という感じで、プレイヤーは大名がいなければ何もできないようなものだ。しかし、ゲームに登場する大名カードはわずか10枚。大名が暗殺され、いなくなった私達は山札を引き続け、大名が出るまで何もできないという泥沼のようなゲームを続けた。これ以上何も言わなくてもいいだろう、その後、誰かが勝ち、ゲームは終わった。異常だ以上だ。
ホント大名がいないと何もできないし、弱い大名が出ちゃうとすぐ殺されてしまう、アンバランスなゲームだった。手札は圧倒的に枚数の多い軍隊カードばかりになってしまい、肝心なところで暗殺できないし、大名引けないし微妙。もっと多人数でプレイしたら面白いかもと思ったが、そうするとさらに大名を引く確率が減ってしまい、より多くの人を地獄へ引きずり込む結果にしかならないと予想した。もうあまりやりたくないなぁ(綿)