名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

STEEL BALL RUN vol.23(荒木飛呂彦)

STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン 23 (ジャンプコミックス)

STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン 23 (ジャンプコミックス)

『THE WORLD』俺だけの時間だぜ
何!?…うそだろ…D…『Dio』!?

ということで列車に轢かれて真っ二つになって死んだはずのDioが復活しまんた。
もちろんジャッジメントスタンド能力ではなく、大統領がD4Cで隣の世界から連れてきた奴です。しかもスタンドが「THE WORLD」!やっぱりDioのスタンドはこれじゃないといけませんね。

その前にジョニィと大統領の取引は決裂でした。取引に応じればジョニィを見逃すと言っていたのに、銃を隠し持っていた大統領、流石「いともたやすく行われるえげつない行為」だな。これはジョニィに見破られてしまったので大統領はジョニィの爪弾で死んでしまいました。普通なら「勝った!第七部完!」というところですが、別世界のDioというある意味真のボスを連れてくるというあたり、大統領の先見性はすごいと思う。この思慮深さは吉良以上かもしれません。

レースのほうはなんか忘れられてる感がありますが、一応行われていますよ。レース結果はどうでも良くなっていたジョニィですが、観客席に兄のブーツを持った父親がいるのを見てやる気になったようです。普通に考えたらこの親父よくそんなこと言えるなって感じのセリフを言っています。割とクズ

今回は3話しか入ってないのでやたらと本が薄い。話数は最終巻との調整のせいだと思うが、おまけも無いっていうのはジョジョリオンで忙しいからだろうか?あと「THE WORLD」の目がやたらと綺麗なのは気のせいだろうか?すこしオカマっぽくなっているようにも見えるし…(ヒガシカタ)