名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

玩具修理者(小林泰三)

新歓おつかれさまです。
新歓後にカラオケ行ったら次の日栄の某カラオケ店が半額セールやるよ!とかメールきて壁バンバンたたきたい気分ですね。

玩具修理者 (角川ホラー文庫)

玩具修理者 (角川ホラー文庫)

どんな玩具でも治してくれる玩具修理者。玩具だけでなく猫でも、はたまた人間でも…。
幼少のころに主人公はそんな玩具修理者のもとに訪れた。その回想話を相手に聞かせていく形で物語は進んでいく。

短編集の結末は基本もの足りないと感じることが私は多いがこれの結末は意外性があって良かった。




「酔歩する男」はループものだった。読んでて微妙に頭がおかしくなりそうな気がしたけどたぶん気の…せい。主人公的な人の頭がおかしい。
前回の「本」の内容よりは幾分かマシ。

そこまでホラー要素もないし小林泰三を読み始める一冊には良いのでないだろうか。

(あずま)