PiT vol.9 ガガガ文庫特集本
ガガガ文庫に愛を注ぎ続けるラノベ班班長の提案で作られたガガガ文庫特集。
未だ大手レーベルと比べて知名度が高いとはいえない、それゆえに多くの良作が人の目に触れず埋もれてしまっているガガガ文庫。誰か一人でもこの会報でガガガ文庫に興味を持ってもらえれば、あわよくば書店で手にとってもらえるきっかけになれば――そういう思いでこの会報は作られました。
とは言えいきなり「ガガガ文庫買えや、オラッ！」と言っても引かれてしまうので、まずはガガガ文庫を知ってもらうところから始めないといけません。なので、この会報ではガガガ文庫のレーベルカラーを決めていると言っても過言ではない「小学館ライトノベル大賞」全レビューを中心に、創刊から現在（2012年10月発売予定）までに配本された全作品の目録、その他細々した部室日記が載っております。いわばガガガ文庫特集（上）です。（下）が出る日はいつになるんでしょうか、売り上げ次第？ ……いやはや。
PiT vol.10 《ミステリ・フロンティア》全レビュー本
東京創元社の《ミステリ・フロンティア》がもうすぐ十周年ということで制作された会報。作品ラインナップを見ると湊かなえ、米澤穂信、海堂尊などいまさら説明するまでもない有名作家陣が並んでおり、否が応にも興味を持ってしまうというものです。もちろん新人作家や、残念ながらあまり知名度の高くない作家の作品も網羅しているので自分のお気に入りの作品を見つけるきっかけにもなるかと思います。事実、この会報の編集さんは伯方雪日がいたく気に入った様子で一時期『誰もわたしを倒せない』の話ばかりしていました。
目録や一行書評・映画評も載っておりかなり充実した内容になっているのではないでしょうか！ 僕は直接関わっていないのでこれ以上詳しいことが書けませんが、編集さんがきっと補足してくれるでしょう（丸投げ）
