前回の私のレビューは、自分で読んでいてわかりにくかったです。というかレビューになっていたのか疑問です。それはいつものことか。
今回は前回の短いレビューをたくさん、というコンセプトとは打って変わって数は少ないけどわかりやすい、というのをすこし心がけていこうかなと思います。まあFFとDQの開発するハードのコンセプトの差みたいなものだとだととらえていただければ幸いにつき。
また星新一ですがよろしくお願いします。
- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1976/11/30
- メディア: 文庫
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福の神
偶然にも福の神をみつけて喜んだエル氏は、福の神に頼み込んで乗り移ってもらうことに成功した。かくして長寿と財産の約束されたエル氏の福の神との生活が始まるのだが…というお話。
非常に星新一らしい話で、なんか短編でも読みたいなーという時にぴったりな。生命もお金もやっぱり大事!なのですが…。読み終えた後、何のための生命であり何のためのお金であるのかを考えてください、と訴えかけられた気になっている私がいました。しかしやはり星新一らしく、独特の重さ、空気で話が作り上げられています。
星新一の作品と一口にいっても様々な作品がありますが、この作品は星新一らしさ要素(なんだそれ)をしっかりと詰め込んだ雰囲気の作品となっている、と感じました。
アフターサービス
効果が出なかったら返金します!って良くある文句ですが私だったら詐欺とか心配なので手を出しませんね。これはその文句に乗っかって手を出した人の話です。…詐欺じゃないですが。
頭と帽子との中間にある存在(以下、髪の毛)のことが気になっていたエム氏は責任あるアフターサービスを社訓とするという訪問販売員から発毛剤を買うことにした。購入後、販売員はアフターサービスとして家を訪問して、細かな問題を対応して帰っていく。エム氏が、なんていい会社なんだ!発毛剤の驚異的な効果、科学の勝利…と、感動するお話。ではなく。
まあ、生やしたい→染めたい→整えたいなど、髪の毛にはお金がかかりますよね。特別な発毛剤のため何をするにもお金がかかる。財産がなくなってしまうのを防ぐには…根本的に中間子にお金を使わないようにするしかありませんよね。星新一らしいジョークです。
アフターサービスは当然ながら無料です。だからこそ、無料より怖いものはないとはよく言ったものだと思いました。、、と言うと少し言いすぎ感が出てしまいますね…。星新一のショートショートは厚く言おうとすると大げさな感じが出てしまうのかな。いや、むしろ星新一の話の持つ独特の雰囲気がそう思わせるのか。
どうも、今まで書いていた私から見て二日後の未来にいる僕です。あれ、このレビュー、全然わかりやすくないぞ?大丈夫か?
どうも冒頭のを書いた直後に想定していたレビューの構成は私の脳内で化学変化を起こしに起こして連鎖を重ねて相殺してフィーバーモードにはいってしまったようです。てかいつもと変わらないじゃないか、このレビュー。私の海馬はどうも心がけた事に「必要ない記憶」的なタグをつけるようです。。
星新一の短編集でレビューをかくとどうしても「いやー、このエル氏のキャラがいいんすよねー。」みたいなことが言いにくいというか言えないないので少し星新一以外にも行こうかなと考えております。かてきょ先の星新一ももうすぐ全部読み終わってしまうし…。
次回、ついにポケm(ry←すごく自嘲、もとい自重。いや、逆か。
久しぶりに自分のPCをネットにつなぎました私ですが、ネット環境がないといろいろわからないことばかりですね。スケート銀メダルと騒いでいるのを知ったのは翌日…。浅田より安藤派です。でも浅田飴はおいしくて好きです。メッセには大量のメーリス、そして例会が存在。すいません知りませんでした。
是非WATCH MANを読み切って読書会に行きたいものです。
でもその前に再試験頑張る!
(小)