東方三月精 Oriental Sacred Place (1) (角川コミックス)
- 作者: 比良坂真琴,ZUN
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/03/20
- メディア: コミック
- 購入: 12人 クリック: 108回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
「神社の裏側」:神社の神棚に勝手にお酒が置かれていることを知った三月精が神社の謎を解き明かそうとする話。神社の謎を解き明かしてゆくゆくは神社を乗っ取ろうと意気込んでいるが、次の話からは全くそんなそぶりが見えない。これは2話完結式にしているせいなのか、妖精の自由奔放さを表しているのか判別がつきかねる。魔理沙は妖精よりな性格をしてるね。
「石の下にある物」:みんなで肝試しをする話。基本的に怖がりな妖夢と魔理沙に敬語で話すルナチャイルドに萌えておけばいいよ。三月精とチルノが仲良さそうにしてるので、「妖精大戦争」は終わってるらしい。バカルテットはほぼ公式設定とみていいようである。幽霊でスイカを冷やす、その発想はなかった。さすが魔理沙だ。
「不動の信仰」:お地蔵さまの信仰に関する話。命蓮寺で縁日があるということなので、時間軸的には星蓮船以降ということになる。小町が再登場、映姫様もひとコマだけ登場する。映姫様が元はお地蔵さまであったという設定がこれで確定。お地蔵さまを盗んできたりと魔理沙は自由すぎる。最後でバチを受けてるけれども。魔理沙と三月精はなんだかんだで相性のいいキャラなのだと思う。
「イクチとナメクジ」:三月精がキノコ狩りする話。あと三すくみについての話が出た。蛇と蛙の神様はもう出てるので、蛞蝓の神様が登場するフラグかもしれない。ハイテンションなサニーとスターがかわいい。「おはスター♪」「おはサニー♪」。魔理沙が勉強家というか好奇心の強さを物語るようなエピソードあり。この点でも魔理沙は妖精的な性格である。オチは古いというか、神主らしい感じのオチ。
今回のおまけCDの曲は二曲。「神域のかくれんぼ暮らし」はコメントにある通り三月精にしてはかっこつけすぎな曲。もう一曲の「妖怪モダンコロニー」はダブルスポイラーの曲のフルバージョンらしい。こちらもかっこいい。 (toshi)