名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

読書会中に頑張って読んでた『夏への扉』やっと読み終わった。SF臭があまりしないのはたしかに。作用反作用はたぶん簡単にタイムリープを繰り返させないためかと。時間モノの不思議として、結果がわかっているのに急ぐ必要はあるのだろうか。つじつまを合わせるために頑張るって話は割りとよく見るような気がするけど、つじつまが合ってる未来を見たことがあるからって無理してつじつまあわせに奔走する必要はあるのだろうか。あと、時間軸は人間個々人が持っているもので、その総体(共通認識)として世界の時間があって、一人称視点では時間的矛盾とか関係ないんじゃないかな?と思った。深く考察してみたわけでも専門家でもないんでツッコマれると困りますが。主人公がリッキィに盲目的な信頼を置いていたのはなんでなんだろうな。三つ子の魂百までってこと?それともピートがらみのアレコレ?読書会は完全に聞き逃してたので誰かレポあげてくれるといいなぁ。