名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

大学生のための読書講座:森見登美彦編

今日は名古屋大学で生協主催の読書会&講演会「大学生のための読書講座:森見登美彦編」が行われました。
「大学生のための読書講座:森見登美彦編」では森見登美彦氏が実際に来て、間近でそのお話を聞くことのできるなかなかすごい企画だったのですが、私たちSF研究会は会場設営などでお手伝いをさせていただいたので、以下に会の様子を簡単にレポートします。

・「大学生のための読書講座:森見登美彦編」は第1部と第2部にわかれており、第1部ではグループワークで読書会が行われました。
その中で各々いかに森見さんが好きか、森見さんの作品のどこがおもしろいのか話し合いつつ、時々巡回する森見さんとお話をしたりしました。

  • 参加者と話す森見先生の写真。気さくでやさしい方でした


今回は事前に1人1冊森見さんの本を選んでポップを作って来ることが宿題としてだされていたのですが、みなさんかなりガチで作ってきていてここに全て紹介したいほどでした。切り絵とかわざわざ作って来ている人もいて森見さんの人気が窺われます。

  • 一番凄い人はポップに赤い風船をつけていました。ちなみにこの人、地下鉄の駅から出た時点ですでに風船を手に持っていました。凄いとしか言いようがない。

・第2部では代表者による森見さんへの質疑応答と、参加者による公開質問が行われました。
その中で最も印象に残っているのは、「最近読んだ面白い本は?」という質問に対する『粘膜人間』という答えでした。

粘膜人間 (角川ホラー文庫)

粘膜人間 (角川ホラー文庫)

飴村行によるホラー小説。バイオレンスな描写が多く、森見ファンが読むと、たぶん死ぬ


会自体は公開質問で終わり、その後は延々2時間ほどサイン会が続きました。100人を超える人のサインを書いた森見先生、お疲れ様です。
これからもこのような催しがあったら、どういうかたちであれ参加していきたいですね。

(柴田)