……例会途中で抜けてバイト行って部室行ったらみんながゲームをやっていて、それがかつて若干やりたいなあと思いつつもボドゲ係の「これバカゲーだから」という一声により一度もやる機会のなかった作品だったので、なんというか……うん。
ルールとしては、洋館を探索するプレイヤーたちの中に一人裏切り者が紛れ込んでて、殺したり殺されたりというものだそうです。ゲームスタート時に誰が裏切り者なのかは決まっておらず、洋館探索中に裏切りイベント(実は洋館は吸血鬼の館だったのだ! とかミイラの巣だったのだ! とかいっぱいある)と裏切るプレイヤーが決定され、戦ったり逃げたりすると。今回の洋館にはフランケンシュタインの怪物がいたみたいです。
さて読んだ本の紹介でも。
- 作者: ネルソンデミル,トマスブロック,Nelson DeMille,Thomas Block,村上博基
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/12
- メディア: 文庫
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主人公たちと先述の思惑を抱えた航空会社の通信は、この小説の大きな見どころだろう。外部からの援助が見込めない災害ものはよくあるが、味方だと思っていた存在が主人公たちを葬ろうとしてくるというのはなかなかない。主人公たちが彼らの思惑をいつ察しどう切り抜けるのかは、読んでいておおいに気になりついついページをめくってしまうポイントだった。
飛行機の急減圧による酸欠のため脳障害を負った生存者たちに、飛行機の操縦桿を握ろうとする主人公たちが妨害されるという話の流れは、なんというか若干政治的に正しくない気もする。主人公が操縦席に座ると、パーになった副操縦士が「ぼくのせきー」っつって怒って殴ってくるの。うーん。
また「正気を失った乗客たちが操縦室に押し寄せてくる! こわい!」などのパニック演出に飛行機ゾンビ映画『デッドフライト』を思い出しぐんにょりしたが、結構楽しめるパニック・サスペンスだった。
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2007/03/21
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