名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

放課後 東野圭吾

1限が緊急休講でした。
2限は空きコマです。
睡眠時間を返してくださいorz

放課後 (講談社文庫)

放課後 (講談社文庫)

部室にある東野圭吾をなんとなく読んでみるシリーズ3回目
今回は『放課後』

あらすじは

私立清華女子高等学校に勤務する教師でアーチェリー部顧問の前島は最近になって何者かに命を狙われ始めていた。前島は校長にも相談するが、校長は日和り事態は好転しない。前島の周囲に関わる生徒・高原陽子と杉田恵子は前島とはそれぞれしこりを残していた。

だが、前島がアーチェリー部の練習に参加したある日、生徒指導部の村橋が教師用の更衣室の中で青酸中毒により殺害された。男性用更衣室には中から新張り棒が引っ掛けられ、現場から行き来できる隣の女性用更衣室は施錠、更衣室は誰もが入るのが不可能な完全な密室となっていた。そして密室トリックの謎、真犯人や前島の命を狙う何者かの正体が明らかにされない中、体育祭で第2の殺人が発生する。
(Wikipedia)

女子校というか高校なんで、全体的にほのぼのとしている感じがした。
(殺人が起きている時点でほのぼのといえるか微妙だが)
年頃の女の子が先生を旅行に誘ったり、誘惑したり…そういう人間味があるのが他の東野圭吾の作品とはなんとなく違う気がする。
もちろん、主人公の雰囲気はいつもと変わらないが。

犯人やトリックとしては成る程といった感じで可もなく不可もなく。
相変わらず性的な理由が好きですね。東野圭吾。といったところ。
最後の最後がやっとここでくるのか…と忘れた頃にこうなりますかといった感じ。
なくてもよくないか?と思ったりもした。

(あずま)