- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
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- 作者: 荒木飛呂彦
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寄生生物の力で変身能力を手に入れた青年の物語。主人公がはじめ自分の能力に気付かず、物語が進んでいくにつれて自分の能力が明らかになっていくという流れが、短い話ながらもうまくまとめられていると思った。バオーについての説明に、バオーは成長すると宿主の体から出ていってしまうとあったので、最後は育郎の体からバオーが出ていくというちょっとグロい展開になってしまうかもと思ったけれど、とてもきれいな終わり方だったので安心だった。ジョジョの作者の作品らしく独特のポーズや擬音、かっこいい技名(バオー・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノンとか)など、なかなか楽しめるポイントがたくさんあった。2巻のバオーについての詳細な説明はよく考えてあるなぁと感心した。あとがきに、続編を書きたいみたいなことがあったので、是非続編を出して欲しい。
(ワタナベ)