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いざ更新しましょう。と思ったらまずIDとパスワード思い出すのに5分ほどかかりました。一部の期待を裏切りまして、普通に小説でブログを更新したいと思います。

19―ナインティーン (メディアワークス文庫)

短編集です。入間人間、柴村仁、綾崎隼、紅玉いづき、橋本紡の5人が書いてます。2日前くらいに何気なく手に取り読んでみました………入間人間だけ。紅玉いづきと橋本紡の作品は読んだことがありますので少し気になっておりますが、とりあえず今日は入間人間オンリーで。
ちなみに私は入間人間好きです。人によって好き嫌いがひどく別れそうな作家さんですが。

19歳だった

簡単にあらすじ
クリスマスに童貞卒業してやる!と意気込んでいたらデートがタイムループして先に進めない…というお話。

とりあえずやはりキャラクターが、筆者の書くバカップルがとてもよいです。彼氏は良くも悪くもあいかわらずですが冷静にぶっとんだバカキャラで、彼女は愛くるしくてかわいいです。そして内容はまさかの無限ループもので、図らずもSFでした。トリック自体は普通というか個人的にはあまりぐっときませんでした。それでも読み終わった後で面白いと思えるのは、魅力的なキャラと、童貞卒業するために必死に無限ループから抜け出そうと頑張るという設定がかみ合ってストーリー全体を面白くしているからなのでしょう。

ひさしぶりの入間人間はあいかわらずで、楽しめました。この文章読んでると高校の時を思い出します。あの頃みたいに読んでるときは夢中で周りの音が気にならない、読み終わった時にはこの小説すごい!ってなるような小説が読みたいなーと思いました。久しぶりに伊坂幸太郎でも読もうかな…。そしてたったこれだけの文章書くのに3時間弱かかりました。現在の読書量的に毎週更新は難しいと思いますが、本読んだりなんか見たり聴いたりやったりしたら更新してこうと思います。

(小)