- 作者: 砂山蔵澄,中島かずき,品川宏樹(GAINAX)
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/08/17
- メディア: 文庫
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この小説はガイナックスのオリジナルロボットアニメーション「天元突破グレンラガン」のノベライズ版で、第1巻では本編の第一部をノベライズ化したものとなっている。
折角なので以下軽くあらすじを。
人間が地底で暮らし、地上の存在すら知らないものも多い世界。地底の村ジーハで穴掘りをしている少年シモンと地上の存在を信じ、地上に憧れる青年カミナがいた。ある日、シモンが謎の光るドリルを発掘したことから二人の冒険は始まる…
グレンラガンのコンセプトはドリルのドリルによるドリルのためのロボットアニメという男のロマンあふれるもので、その持ち味は熱さと勢いの凄さだ。
特に第1話のノリの良さや、初ギガドリルブレイク、シモンが立ち直るシーンの盛り上がり方は良かった。そんな感じでドリルで熱くて勢いもあるのでスーパーロボット好きの自分としては楽しめた作品だった。しかし、ノベライズ版は持ち味である熱さ、勢いが欠けていおり、文章も淡々としているので、どうしても物足りなさを感じてしまう。
ということで、グレンラガンに興味持った人はノベライズ版読む前にアニメ版みようぜ。
※アニメ版で黒歴史と名高い第4話(作画的な意味で)はノベライズ版では違う話になっていたが、何、気にすることはない。(中島)