名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

東方茨歌仙 第二話「意図的に捨てられた技術と地獄」

 キャラ☆メルFebriで連載中の東方漫画の第二話。4ページカラーになっており、華扇も描かれているので、これでこのキャラのカラーがようやく確定です。1コマ目から早苗さんが「ええ それで 大量のパラジウム合金が必要なのです!」(バーン)と星マークをキラキラさせながらおっしゃっております。しかも肩書き(?)が「皮相浅薄な人間」となるなどどんどん悪い方向にキャラ付けが進行していっております。
 内容は常温核融合が主なもので、いつも通り早苗さんが神奈子様に言われるままに行動をしております。セリフから明らかに自分では考えずに言われたことをそのまま言っていることが分かり、「皮相浅薄な人間」というものがピッタリと似合っています。華扇は間欠泉センターに「キケン!有毒ガス充満につき死にたい奴だけ近寄ってよし」という看板を立てるなど、お茶目なキャラのようです。表現の仕方のせいなんだろうけど、華扇の右腕からスタンドのビジョンが出てるように見えるシーンがあるのが気になる。非想天則だと地下核融合炉までは地上まで一本道の大穴が空いていたのに、この話だとどうやら無いようなので、この東方茨歌仙の時間軸は地霊殿後から非想天則の間ということになりそうです。神奈子様はかなりノリが良いような感じなので、早苗さんがああなってしまったのはこの影響が強いんじゃないかと思われる。あと華扇のラスト近くのセリフからすると、華扇は元旧地獄の住人だと思われるため、鬼であることはほぼ確定であるといっていいと思える。
 今回はキャラがやたらとたくさん出てきた。天子とかいたらダメだろうに…。あと、やっぱり華扇は可愛い。(toshi)