- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 文庫
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読書会で読んだ『太陽の塔』
ちょうど京都に来てるので、読書会で言ったことをまとめつつ書いてみようと思います。
まず
「叡山電車って出てくるけど、本当に乗って太陽の塔(大阪)いけんの?」
「叡山電車は"私"の空想っていう比喩でしょ?出てきたら空想ってことでおk?」
と、話題になった叡山電車。
実際に路線図見たら、京都の北を走ってました。大阪には行けないようですな(まあ叡山っていうくらいだし
で、僕は話の中での登場が変な場面ばっかりだから"私"の空想モードの特徴なんだと考えてた。
乗っていた水尾さんの顔とか見えるわけねえじゃん。とかね。
途中にある「前に何度か乗ったことがある」とかは、どんな様子だったのか話の中では描かれてないから無視。
まあその時は普通に本当の電車に乗ったんでしょうよ。
その時の思い出が空想に影響を与えているのかも・・・と想像はつきない。
あと、最後の場面。
太陽の塔の前で水尾さんと並ぶ場面がどうなってるのかよく分からなかった。
「結局、水尾さんと縒りを戻したんだよ!(ΩΩΩ<な・なんだってー!?」
「恋愛小説じゃないんだから空想落ちだろ・・・・常識的に考えて」
と二つの意見があったけど・・・どっちだったんだろう。もう一回、読み直してみよう・・・ (日野)