半落ち

最近読んでない！
んじゃ、ちょっと前に読んだ本でも…
と思ったら新書しか読んでない！
新書のレビューなんて良いのか…？

半落ち (講談社文庫)

新書じゃないので思いついた奴でも。
横山秀夫にちょっとはまったきっかけの本。
こういう系の本って普段よまないけどすらすら読めました

ストーリーは元警察官が妻を殺したので自首してきた。
それで事件は解決なはずなのに、何故か妻を殺してからの二日間を話そうとしない。
解決してる…でもしていない。まさに半落ち。
はたして「空白の二日間」とは…！？

っていうのを、章ごとに視点が刑事やら検察やら記者に変わって解き明かそうとする物語。
同じ場面らしきところでも、この人だとここが分かる。
という先が気になる構成。
刑事もの？というのか知らないけど、そういうのが苦手な人でも読めると思う。
なんとなく視点がころころ変わっていく感じが、東野圭吾の「白夜行」っぽいと思うのは人次第。

ラストとしては個人的に「えー」という感じ。
ラストに行くまでの盛り上げ方は良かったなぁ。

（あずま）