名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

境界線上のホライゾン(川上稔)

バトルあり、ギャグあり、恋あり、掛け合いあり、論理あり、設定及びページ数ありすぎの"辞書"ラノベこと『境界線上のホライゾン』。最初はあまりの情報量に戸惑うかもしれないけど大丈夫。そのうち慣れてむしろコッチのほうが心地いいって感じるようになるから。読んでいるときの面白さもだが、俯瞰して大枠で見ても完成度の高い内容になっているところがスゴイ。ジャンルとしてはSF・ファンタジーかな。キャラクター群像劇でもある。日本列島を世界に分割して歴史再現かつ戦国異能バトルだぜ!(※マジです)ラノベって似たり寄ったりだよなーとか不謹慎なこと思ってる人はぜひ読むべき作品。3<上>については大体ついったのほうでつぶやいちゃったし、今回は簡単にこのへんで。(つの)