名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ(鈴木大輔)

題名をみていただければだいたいどんな感じかわかりますよね。以上!
…というわけにもいかないか。現在3巻まで刊行されているのですが、3巻帯に書いてある「ブラコン×シスコン=超ラブコメ」が的確すぎてだいたい言うことがなくなってしまいました。×って書いたけどちゃんとブラコン攻めです。あぁでも誘い受け→照れか。…ホントに言うことなくなった。どうしよう。ええと、設定としてはテンプレの、鈍い(たまに鋭い)主人公、学園、生徒会、ハーレムなんですけど、中身は純愛です。今のところ。甘々で脳みそがはみでます。まぁでもホントにかわいいのは妹じゃなくて、僕っ娘なんですけどね。次点でツンデレ。3巻は挿絵からずっと俺得。あぁ、絵といえばこの一巻の表紙ウチの会報のvol.2と似てるなぁ(笑)そしてこのフォント。うん、ラノベの売れ行きと装丁の間にはふかーい関わりがあるとおもいますよ…もっとその辺研究しようぜ。
なにも特別なことはやってないとおもうんですが、萌えラブコメのなかではかなりのクオリティですね。といっても私いうほど踏んでないですけど。とくに2巻のアレはすばらしい。テンプレをうまく組み合わせただけでほとんど新しいことをやっていないのに斬新かつ王道な気がするのはよくできた作品がめったにないからでしょうか。この系統での前回のアタリは『みずたまぱにっく!』だったなぁ…(遠い目)
主食じゃないんだけど、萌えラブコメもたまには食べるよって人とか、図書館戦争とか有川の甘ーいラブコメが好きな人とかにおすすめです。『ご愁傷さま二ノ宮くん!』は無理だったんですけど、って人も大丈夫です。私もそのクチですから(笑)     (つの)