名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

2001年宇宙の旅(スタンリー・キューブリック)

いわずとしれたSF映画の古典作品ですがまだ書いた人がいないので書かせていただきます。
1968年、今から丁度40年前の作品というのにまず驚きました。まだアポロが月に行っていないのにここまで宇宙をリアルに描けるのはさすがクラークとキューブリックですね。
小説版を読んでから見たのでこの説明のなさはまずいだろうと思ったらなんと小説版のほうが遅いというのがおどろきです。当時の人は展開についていけなかったのではないだろうか・・・
なんとなく1日に2回見てしまったときにふと思ってしまったのがモノリスオーバーロードとしてみてみると幼年期の終わりとにているなということです。まあ、いってしまえば実は人類が生まれる前から人類を監視している地球外生命体がいて、彼らは人間を革新させようとしているのだよ。ΩΩΩ<ナ、ナンダッテー!?といったかんじです。これがクラーク作品のテーマなのかどうかはまだ他の作品を読んでないからわからないのでこれからよんでいこうとおもいます。
個人的にはお猿さんたちがウキウキとやっているところ(特に骨を手に入れるシーン)が大好きなので何回見てもいい映画だと思います。
(井出)