- 作者: 日日日,x6suke
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2005/06/01
- メディア: 文庫
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というわけで狂乱です。今やテレビアニメ化で名前を知らない人はいないと思われるが(言い過ぎ）、内容は知らないと言う人のために簡単な紹介をば。
１０００年ほど前、閻禍と呼ばれる存在が暴れ回った末に人間にやられた際、「１０００年後この世に恐怖と絶望を振りまく閻禍の子供が現れるんだからねっ」と言い残したとかしてないとか・・（一部脚色あり）
そして１０００年後の現在、その閻禍のＤＮＡをもっている可能性があると診断された者が数名。その結果に対し大日本帝国の超常現象対策局は「なごやか家族作戦」なる計画を実行に移した。「なごやか家族作戦」とは乱崎凰火（家族で唯一の常識人。超常現象対策局の局員で、ＤＮＡは持たない）を一家の主としてＤＮＡを持つ者たちを家族として集め、閻禍の子孫を見極めるとともに、「この世界はなんていい世界なんだ。こんないい世界を滅ぼすのなんかやめてしまおう。」と思わせてしまおうという壮大な（？）計画である。
こうして集まった家族の狂乱にあふれた毎日が始まる・・
大体こんな感じかな。以下感想。
日日日の真骨頂の作品だと思う。登場するキャラから設定、展開までとにかくぶっとんでで、ノリと勢いだけでスラスラ読めちゃって気づいたら読み終わってる感じ。まさに日日日。
個人的に好きなキャラはダントツで黒い（←ここ重要）優花ですね。
はてなのキーワードの「黒歴史::その他」を調べてみるといいかも。狂乱の意外な過去が・・ｗ
アニメについて
ノリと勢いはちゃんと再現できてると思う、いい意味で。OPはMOSAICだし、EDはキャラソン（しかもキャラごとに絵が違う）とかがんばりすぎｗ ノーマッド（アニメ会社）ＧＪ！
短編の話まで出すとは思わなかった（７話他）。ムジャッキーの出てくる１０話とかカオス過ぎる。だがそれがいい！
１５話の「奥様は魔女っ娘♪」には驚いた。←これは元が短編ですらなくて、ＦＢＳＰのＶｏｌ．１にでてきた書き下ろし漫画が原作
凶華と優花の声が自分のイメージと合わなかったかなぁ（最近慣れつつあるけど。。）
Ｐ．Ｓ． 院試勉強にうつつを抜かしてたせいで新刊出てるの気づかなかった！！１ （浜田）
