名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

とある魔術の禁書目録22(鎌池和馬)

新火曜日(奇数日)担当の小野です。みんなが結構真面目な本で書いているようなので、ライトノベルでも読んで一休みしようと思った次第です。

アニメ2期も始まって乗りに乗っている「とある」シリーズの最新刊です。余談ですが、一旦買ってしまったシリーズが続くと、全部買わなきゃいけない気がしますよね?というわけで僕の本棚には目立つ紫色の背表紙の「とある」シリーズがズラッと並んでいるわけです。…まだ続くの?あ、続くんだ…

この巻で、長かったロシア編が遂に完結します。それに伴い、話の規模はシリーズ最高潮を迎え、しっかり読んでいないと状況を把握できなかったりします。上条当麻、一方通行、浜面仕上という3人の主人公が、自分の大切なものを守るため、命をかけて戦っています。新技はどんどん繰り出されるわ、大物が出てくるわ、御坂美琴はかわいいわと、大スペクタクルが繰り広げられています。

この小説を楽しめない人は少年少女の心を失っている!と思う!一緒にこの小説の世界に飛び込もうではありませんか!(小野)