- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/12/01
- メディア: 文庫
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なんか薦められて読んだ。
保険会社の営業職である若槻慎二は菰田重徳の家を訪れるが、そこで菰田家の子供が首を吊った状態で死亡しているのを発見してしまう。事件の疑いが濃厚な事案であったことに加え、菰田家には以前にも自傷とも疑われる不可解な保険金請求があったことから、若槻の保険会社では保険金の支払いを保留していたが重徳は執拗に支払いを求める。疑念を抱いた若槻は、一連の事件の首謀者を重徳と推測、妻の幸子に注意を促す匿名の手紙を送るのだが・・・
(Wikipediaより)
「保険金殺人」とか聞いただけだと、なんかサスペンス劇場とかみたいだなぁとか一瞬思ったけど全然違う。
ホラー系って非日常的なものが多い気もするけど、これはむしろ、日常的なものからくる怖さっていうのがあった。
やたらと出てくる虫のお話。それが黒々としていて、ぞくっとくる感じだった。
あと、保険屋の仕事の様子とか知れたのは面白かった。
全然知らなかったけど映画化してるのね。
(あずま)