名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

名古屋コミティア参加&会誌「創作実験号」完成のお知らせ

4/5(日)に名古屋国際会議場で行われる名古屋コミティアに参加します。
(名古屋コミティア公式HP→http://nagoya-comitia.daa.jp/
当日の場所は A-34。
新刊二種と過去会報(PIT vol.12)を持っていく予定です。
ぜひお越しください。

新刊詳細

新刊として「創作実験号 クリスマス編(2013.12)」と「創作実験号 2014年編(2014.6→2014.12)」が完成しました。
「創作実験号」はどちらも名大SF研内で開催された創作短編会に寄せられた創作短編小説をまとめたものになります。

※創作短編会の詳細についてはこちらの記事 http://d.hatena.ne.jp/MSF/20141227/1419670609 を参照してください。

  • 「創作実験号 クリスマス編(2013.12)」

  内容:2013年12月の創作短編会に寄せられた、クリスマスを題材とする短編6つを収録。
  頒布価格:300円

  • 「創作実験号 2014年編(2014.6→2014.12)」

  内容:2014年6月から2014年12月までの創作短編会に寄せられた短編計10本を収録。
  頒布価格:300円

部員にとっては慣れない創作活動でしたが、掲載作品はどれも発想に富んだ面白いものばかり。
名古屋コミティア会場でお手に取っていただければ幸いです。

追記

名古屋コミティア前日と非常に遅くなってしまいましたが、掲載作品のあらすじを紹介します。

  • 「創作実験号 クリスマス編(2013.12)」

1『26日のクリスマス』
目覚めると枕元に置かれていたフリスビー。彼は「26日のクリスマスプレゼント」の噂を思い出す。
2『正義の山田くん』
正義の味方に憧れる従弟の山田くん。クリスマスの2日前、私と彼はいじめられている男の子に出会う……。
3『クリスマスプレゼント』
クリスマス、それは一番大切な人を幸せにする日。一途な男は、運命的な出会いをした少女のためにサンタクロースになる。
4『私はサンタ』
サンタ男は激怒した。彼のささやかな趣味を邪魔する者は、誰であろうと許さない。
5『ダイヤモンドのギター』
「ふえ〜どいてください」パーティからの帰り道、ギターを背負ったぼくの頭上に女の子が降ってきた!? 
6『サンタ狩り』
恋人とのデートの代わりに上司とサンタ狩り。クリスマスイヴだっていうのに、なんでぼくは無害なナイトウォーカーを捕まえなくちゃいけないんだ?


  • 「創作実験号 2014年編(2014.6→2014.12)」

テーマ『城/都市/密室』
1『城』
「その町の住人は必ず一つ、自分の城を持つ」 隔離病棟で男は語りだす。自らの生まれ故郷のことを。
2『イニとチイのラブ♥探検』
幼馴染のイニとチイはとっても仲良し。今日も二匹は森の中を探検します。


テーマ『大きな揺れを感じた』
1『月への旅』
それは男が見た奇妙な夢のお話。
2『鼓動』
放埓な主人に振り回される携帯型医療ロボットの日常。
3『58』
賽は投げられた。たとえ男が彼女を捨てようとしても、運命の決定権は私にある。
4『アスパラガス』
他人の感情の動きを知覚できる女の子の、昼休みの一幕。


テーマ『図書館/不死/屋根裏』
1『本の向こうの奥高く』
行き当たるものを全てのみ込む図書館。取りこまれた人々の中に一人、読書に飢えた青年がいた。ある古い本を見つけたことをきっかけに、彼は図書館の秘密に迫っていく。
2『In the Library』
図書館内部に広がる、死も痛みもない不思議な空間。その中をさまよい歩いていた俺は、進むべき道を示す一冊の本を見つける。
3『GIFT』
とある屋敷の屋根裏に居候することになった彼は、気づくと生きた図書館の戦いに巻き込まれていた!
4『屋根裏の君』
古から秘術を伝える一族、その次期当主たる少年は悩みを抱えていた。肩にのしかかる一族の運命と、すべてを投げ出してしまいたいという儚い思い。彼の心を縛るのは、許嫁の幼馴染、そしていと美しき屋根裏の君。