名大SF研記録ブログ

名古屋大学SF・ミステリ・幻想小説研究会

クロスファイア(宮部みゆき)

クロスファイア(上) (光文社文庫)

クロスファイア(上) (光文社文庫)

一回書いてたの消して鬱。


SFとか推理小説とかラノベとか読んでると、周りから
「もっとちゃんとしたの読みなよ〜。宮部みゆきとかさ〜。」
と言われる訳です。
宮部みゆきの本が"ちゃんとした"本か、の議論は置いといて、
親戚が読んでるのを見たことがあったので読んでみました。


話の内容としては、念力放火能力(パイロキネシス)を持つ主人公が目の前で殺された人の仇を討つって話。
その途中で、人を殺すことへの葛藤やら何やらで主人公が悩んでいくわけだ。


読んだ感想としては、最後が何か物足りなかった。打ち切り漫画みたいな展開に感じてしまった。
何がいけないのか分からないけど消化不良な感じ。最後までは楽しめたんだけどね。
この感じを是非体験してもらいたいものだ。 (日野)